■単独測位
衛星からの電波を1台のアンテナで受信する方式で、自動車などのナビゲーションとして利用されています。4個以上の衛星から観測点までの距離を同時に知ることにより、観測点の位置を決定します。簡易ですが、衛星の位置誤差や電波の遅れなどから、10m程度の誤差が生じる場合もあります。

相対測位
2台以上の受信機を使い、衛星からの電波がそれぞれの受信機に到達する時間差を測定して、2点間の相対的な位置関係を求める方法です。 単独測位の欠点であった衛星の位置誤差や電波の遅れが解消されるため、誤差は100万分の1(10kmで1cm)程度となります。

DGPS、RTK-GPS測位
DGPS(ディファレンシャルGPS)測位、RTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位は、既知点の受信データと観測点データを無線で交信し解析することにより、観測点の位置を求める方法です。 DGPSは、両点とも単独測位によるデータを用い、RTK−GPSは、両点での位相の測定を解析します。DGPSは数m、RTK−GPSは数cmの誤差で位置が決定されます。
これらは、リアルタイム測位システムとして応用が可能であり、車や機械の無人運転、より精度の高いナビゲーション等、産業からレジャーまで21世紀の高度情報社会を支えるインフラとしての役割が期待されています。

国土交通省 土地・水資源局国土調査課