30.市区町村別地価動向

7.地方圏

【札幌市】
  • 住宅地は▲1.8%(前年▲3.4%)、商業地は▲1.8%(前年▲3.9%)となった。
  • 住宅地では、人気の高い宮の森・円山地区で3地点上昇となり、中央区は区全体で0.0%(前年▲1.5%)となった。その他の区でも市中心部や地下鉄沿線等の利便性が高い地域でのマンション用地やアパート用地への需要が回復しつつある。商業地では、札幌駅北口エリアでオフィス需要が堅調で、空室率も比較的低く賃料も上昇傾向にあることから上昇地点が1地点見られ、南口エリアでは地下歩行空間の整備による商店舗需要やマンション需要が高まり2地点が上昇となった。
【仙台市】
  • 住宅地は0.8%上昇(前年▲2.2%)、商業地は▲0.6%(前年▲5.3%)となった。
  • 住宅地について地点数で見ると、上昇は32地点、横ばいは12地点、下落は7地点となり、5区のうち4区が区全体で上昇、1区で横ばいとなった。住宅地においては、津波により浸水した沿岸地域の周辺を中心として移転需要が堅調で売り物件は少ない状況にある。中古マンション市場は強含みに推移し、貸家は満室状態となっている。また、商業地についても地点数で見ると、上昇は11地点、横ばいは10地点、下落は20地点となり、5区の内2区において区全体で上昇となった。これは被災地の復興関係者による事務所需要や消費の改善が見られたことによる。
【金沢市】
  • 住宅地は▲2.6%(前年▲3.9%)、商業地は▲2.3%(前年▲3.9%)となった。
  • 住宅地では、「まちなか定住促進事業」効果もあり都心回帰の傾向が見られ利便性に優れた地域で上昇地点が現れた一方、その他地域では下落が続いており二極化が目立ちつつある。商業地では、平成26年度に北陸新幹線の延伸開業が予定されていること等から県内の最高価格地点の他5地点で上昇となったが、他の多くの地点では引き続き下落している。
【草津市】
  • 住宅地は0.0%(前年▲1.1%)、商業地は1.5%上昇(前年▲1.8%)となった。
  • 住宅地では、京阪神への交通至便なJR東海道線沿線で需要が底堅く、南草津駅周辺の住宅地の地点で上昇や横ばいとなった。商業地では、新快速電車の停車駅となった(23年3月)ことから南草津駅周辺でマンション用地の需要が堅調で、上昇や横ばい地点が見られる。
【広島市】
  • 広島市の住宅地は▲2.3%(前年▲3.1%)、商業地は▲2.2%(前年▲3.0%)となった。利便性及び住環境が良好な平坦地の住宅地域で需要が堅調で上昇や横ばい地点が見られる。商業地ではJR広島駅周辺の再開発事業等の進捗から東区全体で0.1%上昇(前年0.0%)。
【福岡市】
  • 住宅地は▲0.3%(前年▲1.7%)、商業地は▲0.7%(前年▲2.9%)となった。
  • 住宅地では、戸建住宅、マンションとも需要が堅調で、優良なマンション素地は高値で売買されており、上昇が24地点見られる。商業地では、平成23年3月の九州新幹線の全線開業とJR博多シティの開業を受けて博多駅周辺で4地点の上昇地点が見られる。なお、早良区はマンション需要が堅調なことから区全体で2.3%上昇(前年▲1.4%)となった。

問合せ先:国土交通省土地・建設産業局地価調査課地価公示室(主任分析官)吉野、(公示係長)横沢
(電話)03-5253-8379 (FAX)03-5253-1578

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