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大阪府豊中市 岡上の町地区
1.地区の概要

位置、住所:大阪府豊中市岡の上町2丁目1番1号
阪急宝塚線豊中駅東口、南方向約300m、住宅市街地の一角

面積:約10,000平方メートル

調査年度:平成14年度

地域地区:近隣商業地域(200一部300/80)

土地利用、施設の状況

 ―活用前:市立病院の移転跡地、ガーデニングショップ等の
  暫定商業施設
 ―活用後の姿(予定)
 1.(仮称)健康福祉センターなど(平成20年度着工予定)
 2.分譲マンション(平成20年度着工予定)


活用後のイメージ(コンペ資料)





2.地区の特性と取組概要

地区の特性

本地区は、阪急電鉄宝塚線の豊中駅から300mにあって、駅周辺の中心市街地の一角に位置する。敷地の西側は連続立体交差化事業が行われた阪急電鉄線であり、高架下部分は市民ギャラリー等の利用が行われている。
本地区は、豊中市立病院として利用されていたが、平成9年11月に他地区に移転、跡地は暫定活用が行われている。敷地周囲は幹線的な道路の沿道が商業系利用となっており、その他は概ね住宅市街地が形成されている。


土地活用に向けた取組概要

移転後の跡地活用に関しては、平成8年に「連立高架下、病院跡地利用検討委員会提言(市民委員会方式)が行われている。
平成9年11月に市立病院は移転し、跡地は平成17年8月までの5年間を間暫定利用期間として民間事業者に貸与された。
平成13年の市総合計画、平成14年の中心市街地活性化計画において跡地の位置づけが行われ、そうした検討の一環として、平成14年度の低・未利用活用促進モデル調査が行われた。
その後、平成17年度に事業プロポーザルを実施し、事業予定者を確定、土壌汚染調査などを経て平成20年度着工の予定となっている。


土地活用の内容
@
面積約1haの土地のうち、北側の3分の2を借地とし、南側3分の1を売却

借地については契約期間終了時に原状回復を前提として、20年間の事業用借地、または50年間の定期借地
A
施設内用に関する条件

借地部分に、(仮称)健康福祉センターを整備、完成後、専用床面積2,500uの躯体を市が買い取る。

借地部分及び譲渡部分には、この(仮称)健康福祉センターと自由提案施設の機能面での連携を念頭においた自由提案施設
B
結果

関電不動産グループ:健康福祉センター+関連機能+定借分譲住宅の提案



3.取組の経緯






4.土地活用上の知見

移転が確定した平成5年以降、豊中市では行政レベルでの検討、地域レベルでの検討を積み重ね、その間5年間の暫定事業を行って、土地の有効活用を行っている。

この暫定活用においても、暫定活用事業のプロポーザルコンペを行っており、この暫定利用プロポーザルによって、事業者に対する敷地の認知度アップを図っている。

病院の持つ集客力は地域商業にとっても大きな魅力であり、跡地活用は地域にとっても重要な課題であった。プロポーザルコンペではこの点も重要な要因となっている。

土地活用に当たっては公的事業負担を提言するため、一部を売却、一部を借地とすることにより、売却による収入によって公益施設整備費をまかない、一方で借地とすることで民間マンションのコストダウン(定借マンション)を図っている。




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