土地の有効活用 > 低・未利用地活用 10年の軌跡 > 兵庫県播磨町 野添地区

兵庫県播磨町 野添地区
1.地区の概要

所在地:兵庫県加古郡播磨町野添1604-1他

面積:約1.3ヘクタール

現況土地利用:工場、工場内に墓地約400平方メートルを含む

経緯等:播磨町では、土山駅舎の橋上化と合わせて南口駅前整備を図るため、工場用地の全面買収を図ることで企業側と合意

地域地区:第一種住居地域 (200/60)

従前写真




活用後の写真





2.地区の特性と取組概要

地区の特性

周辺は、JR山陽本線土山駅の南側に広がる化学工場と住宅地。

土山駅の橋上駅舎・自由通路整備、駅南側の駅前広場、駅前広場へアクセスする都市計画道路土山新島線の整備を連携して進めることがけ計画された。

播磨町第3次総合計画、都市計画マスタープランにおいて、町の新しい顔づくりを進め、地域の、生活・文化・サービス拠点とすることが位置付けられた。


土地活用に向けた取組概要

土山駅の橋上駅舎化・自由通路整備、駅南側の駅前広場、駅前広場へアクセスする都市計画道路土山新島線の整備を連携して進めることが計画されており、平成13年度よりまちづくり総合支援事業が進められる。

こうした一連の上位計画等に基づいて、駅周辺の具体的な整備に向けて、播磨町では工場用地の買収を行った。

土地買収に関連して、工場用地の土壌汚染などについても本調査の一環としてアドバイスが行われえた。



3.取組の経緯

平成14年5月〜:「低・未利用地活用促進モデル調査」

平成15年4月:「土地利用転換調査」

平成16年3月:JR土山駅南地区土地利用基本計画を策定
 ・はりま複合交流センター
 ・はりまガーデンプラザ
 ・駅南広場
 ・駐車場

平成16年7月:土山駅南地区PFI 導入可能性検討業務を公募型プロポーザル実施

平成17年3月:JR土山駅南口広場概成、シンボルとなる時計台完成
はりま複合交流センターに関しては議会等で十分な理解を得られず継続審議となる

平成19年12月:はりま複合交流センターの原案とりまとめ



4.土地活用上の知見

本調査では、駅前にある工場の移転計画を受けて、駅舎改良、駅前広場の整備、駅前関連機能などの整備を一体的に進めるための基礎的な検討を行った。

この結果、工場が化学工場であり土壌汚染用地、いわゆるブラウンフィールドである可能性が高いことが判明し、ブラウンフィールド問題に対する基礎的な指針づくりを行った。

当時、町当局にはこうした認識が不足していたこともあり、本調査による検討はその後の土地利用ゾーニングなどにも大きく影響している。

駅舎改良、駅前広場整備などはまちづくり交付金を活用して逐次進められているが、はりま複合交流センターに関してはPFI事業によって行うことを基本として進めているものの、議会における十分な理解を得られず、3年間ほどを過ぎた。

平成19年12月には、住民参加による整備計画案が取りまとめられ、事業化に向けて調整が図られている。




土地の有効活用 > 低・未利用地活用 10年の軌跡 > 兵庫県播磨町 野添地区