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宮崎県宮崎市 宮崎駅西口地区
1.地区の概要

所在地:宮崎県宮崎市錦町

面積:10,570m2

調査年度:平成16年度

土地利用、施設の状況
―活用前:旧国鉄清算事業団用地、宮崎駅貨物ヤード跡地
     県有地6,200m2、市有地4,370m2
―活用後:公共施設(バスセンター等)
     商業業務施設+駐車場
     平成21年度着工予定


従前写真
従前写真





2.地区の特性と取組概要

地区の特性
地区は宮崎市(人口37万人)のJR宮崎駅西口駅前に位置
平成6年に宮崎市が駅前に複合交通センター等を整備する目的で国鉄清算事業団より用地を取得したが、バブル崩壊等の影響もあり当時の計画は凍結されたまま暫定利用が行われてきた。
周辺では平成7年の商業施設ギャゼットの開業をはじめ、マンション、専門学校、予防医療のためのフィットネス施設、ビジネスホテル等の立地により、土地利用が進んできている。


土地活用に向けた取組概要
県有地と市有地の有効活用が従来からテーマであったことから本調査に応募し、民間資本を導入し普通財産にする手法と事業コンペの活用の指針が示されたことを受け、引き続き、手法の検討や協議を重ね、審査委員会を立ち上げ実施に入った。



3.取組の経緯

平成6年4月:国鉄清算事業団(当時)から宮崎市が用地取得

平成7年10月:宮崎駅西口駅前広場完成

平成8年7月:宮崎空港連絡鉄道開通

平成10年3月:宮崎県(土地開発公社)が国鉄清算事業団(当時)から買収、 宮崎駅前イベント広場有料駐車場」として供用開始(235台)

平成16年度:国土交通省低・未利用地モデル調査実施

平成17年度:「宮崎駅西口拠点施設検討委員会」が設置 され対象地への導入機能や民間活力を活用した事業手法等について検討が行われた。

平成17年度:全国都市再生モデル調査

平成18年8月〜平成19年2月:まちづくり交付金を活用して独)都市再生機構へアドバイザリー業務を委託
第1〜2回宮崎駅西口実施計画検討委員会開催、実施計画策定、提案競技募集要項作成

平成19年4月:募集要項説明会開催(35社参加)質疑応答書を39社に送付

平成19年5月:認定中心市街地活性化基本計画指定

平成19年10月:事業提案選定結果公表
(商工会議所グループ/宮崎商工会議所、雲海酒造(株)、米良電機産業(株))

平成19年11月2日:交渉権者決定

<事業実施スケジュール(予定)>

平成20年6月頃:事業計画策定・基本協定締結

平成20年12月頃:事業計画策定
(事業者は今後、SPCを設立し資金調達、事業計画、実施設計、工事、管理運営を行う予定)

平成21年4月頃:建設工事着手

平成23年4月頃:オープン予定



4.土地活用上の知見

計画段階で専門家等の参画、支援等によりいくつかの選択肢とその評価など、事業化の可能性について時間をかけた検討が行われ、結果的に実現可能性を高めた形での事業コンペ実施にいたることができた。

地区の行政上の位置づけが明確であり、行政、地元産業界、事業化支援組織(UR)などの協力体制を構築しつつ、中期的な経済社会状況を慎重に見定めて粘り強く事業化の可能性を追求することで実現化の道が開かれた。




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