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青森県八戸市 沼館地区
1.地区の概要

所在地:青森県八戸市沼館4丁目

面積:49,000m2

調査年度:平成11年度

土地利用、施設の状況
―活用前:造船所(八戸漁業協同組合連合会所有)
―活用後:商業施設(専門店、家電量販店、飲食、
     フィットネス 等)(三菱UFJリース所有)
     平成20年9月開業予定


従前写真
従前写真


活用後の写真・計画図
活用後の写真・計画図



2.地区の特性と取組概要

地区の特性
対象地区は、JR八戸線本八戸駅から北東約1.4kmに位置する漁船造船ドック用地
地区及び周辺地区は、工業専用地域で、周辺は住商工混在した土地利用
地区東地区は、以前臨港地区を解除した再開発地区
造船ドック用地が遊休化することから、活用の方向を検討することが課題となっていた


土地活用に向けた取組概要
遠洋や近海の漁業の衰退や輸入におされ、高齢化もあり漁業組合は解体の状況にあった。
県では地域全体の商業化を目指しポートルネッサンス構想を策定、構想をふまえて周辺には大規模な商業施設が立地している。
この様な中、漁協は生き残り策として、土地の住宅地分譲を模索していたが、ポートルネッサンス構想をうけ、本調査に応募。一括利用の高次都市機能導入の提案を受け今日の基礎を築いた。
当該地区は、従前工業専用地域、臨港地区が指定されており、この都市計画の変更が跡地活用に向けた最大の課題であった。



3.取組の経緯

平成元年:八戸市ポートルネサンス構想

平成11年度:低・未利用地モデル調査 (一括利用の高次都市機能導入の提案)
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平成12年以降:地元での勉強会等を開催

平成17年:茨城県に本社を置く不動産会社が用地を取得、その後19年に三菱UFJリース(株)が取得

平成18年:大和ハウス工業がデベロッパーとして開発計画を市側に打診

平成18年:対象地区の事業化を前提に、地区計画の都市計画決定、臨港地区の計画変更
大和ハウス工業、三菱UFJリースが主体となってSPCを設立、証券化による資金調達

平成19年:開発許可申請、着工

平成20年9月:開業予定



4.土地活用上の知見
@ 漁連に分譲住宅から一体開発に転換させた 
A 単独地主の段階で都市計画に係る制限や誘導内容を固めた 
B 事業化にむけて事業者と徹底した協議を行い、条件に合ったアメと鞭を行使し誘導した 
C 県と臨港地区計画変更の協議(地区計画と同時期)
D 地元地主への事業参画への呼びかけ
E モデル調査後の一貫した計画誘導




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