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本工場の製品であるレーザ加工機は、内部にレンズやミラーなどの光学部品が使用されており、これらを組立てるにあたっては、ほこりが少ない密閉された空間で行うことが好ましく、このため密閉された空間を作って外部からのほこりの侵入をできるだけ抑えることが最も重要なテーマとなっていました。。
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このテーマを追求する過程で、密閉したボックス状の工場自体を地下に埋め込む現在の施設整備計画が選択されました。
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地上に現れているのは、地下工場へのエントランスホールと資材搬出入口及び階段室のみで、地上部の建築物は建蔽率はわずかに2.3%に過ぎません。
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地上部の大半は緑地と駐車場になっており、周りの環境とマッチしています。緑化率は48.1%、環境施設率は53.1%となっています。
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約8,000uの床面積を持つ(平面寸法65m×121m、2フロア)工場施設は全て地下に設けられています。
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工場施設は地表から約12mの深さにあり、地下室とすることで、外部の騒音・振動や、ほこりを含んだ空気の流入を防ぎ、空調に頼らずに年間を通して安定した室内環境が得られます。
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従来の組立工場においては、1立方フィート当たりに0.5μm以上の粉塵が約300万個以上発生していましたが、地下工場とすることでこの粉塵が15万個以下に抑えることをめざしています。
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また、地下工場の利点である地熱利用により、CO2の排出を削減した地球温暖化対策が採られています。具体的には、取り入れた外気を地下外周の二重壁内に通し、夏は涼しく冬は暖かい地熱との熱交換を行ってから屋内の空調に使用します。空調の負担が軽減出来て、大きな省エネルギー効果が得られます。
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また、一見すると工場とはまったく気がつかない景観による周辺との調和、工場内騒音が周辺に漏れないなど、優れた「エコファクトリー」となっています。この地域は建蔽率が60%となっていますが、地下に建設した場合においては、この建蔽率の規制が適用されません。
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本プロジェクトにおけるこうした取り組みと技術的な挑戦は、これからの低炭素社会における土地活用、施設整備に向けて多くの示唆を与えるものであり、また、地域と調和する工場のあり方としても重要なものと考えられます。
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